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ひさびさ、4年生の担当。 クリスマスや冬など季節の絵本を読もうかな〜とも思ったけれど、あまりしっくりくるものに出会えず。季節を問わない絵本で、「4年生に聞いてほしいな」といまの自分が素直に思うものを選んだ。 さてさて、どんな反応があったでしょうか。 12月上旬 ▼1冊目『わたし』(谷川俊太郎 文、長新太 絵/福音館書店)目安:約3分 わたし (かがくのとも絵本) [ 谷川俊太郎 ] created by Rinker ¥1,100 (2024/12/09 02:40:16時点 楽天市場 ...
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 6年生に入るのは10月に次いで2度目。まだ選本には迷うけれど、今回、1冊はずっと高学年で読んでみたいと思っていたものがあったのでそちらを。 さてさて、どんな反応があったでしょうか。 11月中旬 ▼1冊目『わたし』(谷川俊太郎 文、長新太 絵/福音館書店)目安:約3分 わたし (かがくのとも絵本) [ 谷川俊太郎 ] created by Rinker ¥1,100 (2024/12/09 02:40:16時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽 ...
絵本の読み語り記録:小学校 支援学級1-3年生(2024.10月)
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 今回は、個人的に初めて支援学級の担当に。1〜3年の低学年クラスに入ったけれど、全部で10人弱の少人数で、椅子を持ってまわりに集まってくれるスタイルだったので、距離が近くてむしろいつもより和気あいあいと楽しく読めました。 さてさて、どんな反応があったでしょうか。 10月下旬 ▼1冊目『おいしいおと』(三宮麻由子 文、ふくしまあきえ 絵/福音館書店)目安:約3分 おいしい おと (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) [ 三宮麻由子 ] created by Rink ...
2024年10月27日(日)開催の文学フリマ福岡10に出店します。 ちなみに昨年、文学フリマ福岡へ初出店したときの記録ブログはこちら。そのときに出会ったみなさんの作品の感想はこちら(Vol.1)とこちら(Vol.2)にまとめています。 さてそれから1年を経た今回は、文学フリマ福岡が近づく猛暑のさなかにいろいろな出来事が重なり、時間も気力も体力も足りず、「ああもう、新刊出すのは無理かも……」となるなか、えいやっ!と出かけた、へにょへにょ旅(ひとり執筆合宿)のエッセイが新刊です。 へにょへにょの自分でもへにょ ...
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 今回は個人的に、朝読みとしては初めての6年生。慣れなくてドキドキする一方、「6年生に入るならこれを読んでみたいな」と思っている本は昨年からいろいろとあったので、試していけるのは嬉しくもあり。 さてさて、どんな反応があったでしょうか。 10月上旬 ▼1冊目『1つぶのおこめ』(デミ 作、さくまゆみこ 訳/光村教育図書)目安:12分 1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし [ デミ ] created by Rinker ¥2,090 (2024/12/09 21 ...
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 今回は、2度目の5年生。個人的に高学年はまだ本のセレクトに手探り感があるけれど、高学年でこそ読んでみたいなあと思う本もいろいろとあるので、焦らずいろいろ試行錯誤していこうと思う。 今回は「絵を楽しむ1冊と、お話を楽しむ1冊を持ってきました。まずは、絵を楽しむ1冊から」と言ってスタート。 9月中旬 ▼1冊目『あさになったので まどをあけますよ』(荒井良二/偕成社)目安:3分30秒 あさになったのでまどをあけますよ [ 荒井良二 ] created by Rin ...
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エッセイ
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洗濯機のフタの向こうがわに
「しわしわが発掘された」 朝、夫がおもむろにそう言いながら、薄緑色のシワシワをつまんで持ってきた。 ひと目見て、ああ!と思う。 あれは、私がこの春に買って、1、2回履いたら片っぽしか見つからなくなって ...
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6歳
6歳というのは、実に微妙な年齢なのかもしれない。 特にわが子は早生まれなので、小学1年生の後半に入ったいまも「6歳」だ。 6歳だけど、小学校1年生。小学校1年生だけど、保育園や幼稚園でも同い年がいる。 ...
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朝食バイキング会場にて
ビジネスホテルの朝食バイキング会場にはいろんなドラマがある、と思って生きている。 もちろんドラマはいつでもどこでも転がっているのだが、なんだろう、朝食という、出勤前やお出かけ前の、普段はプライベートな ...
食
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かんかんのラザニア
しんしんと冷える日には、かんかんに熱いラザニアを。 いっそ雪でもふってしまえばわかりやすいのに、そこまではいかない、ただただ冷え込む日というのがある。 その日はあいにくカーディガンを忘れて、ウールコー ...
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じみなスープと米粉パン
寒くなってくると格段に上がる、朝ごはんのスープ登場率。 この日はカブとターサイに、豚バラこま切れもぽんと投入。味付けはほぼ塩のみだけれど、煮込んだターサイのうまみと豚バラのお出汁、ほろりとしたカブの甘 ...
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お茶と一緒に注いでいるもの
沸かした湯を、別の器にとぽぽぽ注いでしばらく置く。少しばかりやわらかな温度になったそれを、茶葉の上から注ぐ。ふたをする。じっと蒸らす。 湯呑に注ぐとき、心のなかでつぶやく言葉がある。 そび、ばび、そび ...
暮らし
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くさらずに。
唐突に思い出したことがある。 オーストラリアの田舎を転々としながら、家事や農作業の手伝いをしつつ暮らしていたときのこと。 私はそのとき、ある牛飼いの家で、日々のこまごました家事を手伝っていた。 ある日 ...
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パンをこねるを日常に。
5年前の自分からは想像すらできなかったけれど、いまや気軽な習慣のようになっていることのひとつに、パンをこねる、がある。 きっかけはコロナ禍当初、初めて行ったまちの本屋さんで何気なく手にとった、吉永麻衣 ...
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雑記:ひとりぶろというセラピー
なんだかたまに、あ、今日はやすもう。と思うときがある。 やすもうというか、やすまなくてはいけない、という感じ。 ここ数日ずうっと頭がぼんやりと痛いし、咳は出るし、今日はいきなり寒くて雪が ...
絵 本
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言葉と絵の生む流れに身を委ねたい『えをかく』/講談社【偏愛絵本紹介】谷川俊太郎さんと長新太さんのたましいが遊んでる。
えをかく 新版 (講談社の創作絵本) [ 谷川 俊太郎 ] created by Rinker ¥1,760 (2024/12/09 20:54:18時点 楽天市場調べ-詳細) A ...
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それぞれの夜が行き交う。大人にこそ贈りたい【偏愛絵本紹介】『きょうはそらにまるいつき』(荒井良二/偕成社)
きょうはそらにまるいつき [ 荒井良二 ] created by Rinker ¥1,540 (2024/12/09 21:27:18時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽天 ...
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わからないのよ。だからこの先も何度だって読む『ちへいせんのみえるところ(長新太/ビリケン出版)』【偏愛絵本紹介】
不穏なのである。 この本を両手で持って、表紙をまじまじと見たとき、どうしたって不穏な空気を感じざるをえないんである。 なにやら立ち込めている暗雲。 そのうえに浮かぶ、「ちへいせんのみえるところ」という ...
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0・1・2歳が「もっかい!」と大好きになる『でんしゃくるかな?』(きくちちき/こどものとも0.1.2. 2018年8月号 福音館書店)【絵本紹介】
娘が1歳のときに持ち帰ってきた月間予約絵本の中で、たぶん、いちばん娘の反応がよかった1冊。それがこの『でんしゃくるかな?』(※2021年2月に単行本化されています)。 表紙を見るだけで、「好きだったな ...
書 籍
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『小さな泊まれる出版社』(真鶴出版)読書記録
店主さんによって選書された小さな本屋さんが好きで、訪れるとついたくさん本を買ってしまう。 そうして積もった2022年の積ん読本たち。できれば年内、できなければせめて年末年始のあいだには読みたいと思う。 ...
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絵本・童話作家を紹介する本が好き【その1】長新太、内田麟太郎、斎藤洋、角野栄子
ひとくちに絵本を好きといっても、その好きになり方はひとによってさまざまだなあと思う。そこにいいわるいはなくて、みんな自分の好きなように、絵本を楽しんでいればそれでいい。 わたしの場合は、読む絵本は雑多 ...
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校正・校閲の仕事の手触り感『文にあたる』牟田都子/亜紀書房【読書記録】
読み終えてからもうしばらく経つのだけれど、物書きの端くれとして、あまりに付箋だらけになりすぎて、いつもの読書記録のように気軽に感想を書けずにいた1冊、『文にあたる』。 校正者・牟田都子さんが、校正・校 ...
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『あしたから出版社』(島田潤一郎/筑摩書房)読書記録
読み終えて、会社のサイトも見にいった今となっては「なぜ今まで知らなかったんだろう」と思うのだけれど、恥ずかしながらわたしは夏葉社さんを知らなくて、まちの本屋さんをブラブラしていて偶然この本に出会って、 ...
日々の思考
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雑記:わたしが絵本に惹かれる一番の理由。
この前、学生時代からの友人と5年ぶりくらいに話した。 こちらが遠方に引っ越してからもうずっと会えていなかったのに、コロナ禍で当分会えないしzoomで話そうよとなるの、おもしろいなと思う。 でも純粋に楽 ...
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"Have a good day"に思うこと。
子の持っている目覚まし時計には英語モードというのがあって、目覚まし音とともに、短い英語の音声+その和訳が再生される。 メッセージは日毎にランダムのようだが、例えばこんな具合だ。 「ジリリリリリン! ジ ...
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余裕と余白
すべては余裕とか余白が大事なんじゃないか。 おそらく現代人の多くが一度は思ったことのあるそれを、7周くらいまわってまた最近、思っている。 * 先日、とあるオルタナティブスクールの見学に行き、代表の方に ...
旅
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母、ひとり旅を思い出す。ぶらり由布院【前編】旅のはじまりと、お宿のこと。-photo essay-
ひとり旅をしたのは、いったい何年ぶりだろう。 「誰かに会うためにひとりで移動をする旅」なら、家庭をもってからもわりあいしてきているほうだと思う。出張でも、プライベートでも。 ただ、やることを決めずに、 ...
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廃校利用した山里の美術館「共生の里 黒川INN美術館」の記憶(写真日記)
もう半年前のことだけれど、昨年の8月に1泊2日で原鶴温泉方面に家族旅行へ行き、ふらっと立ち寄ってみた美術館がとても印象的だった。 『共生の里』は、朝倉市黒川の山里で、廃校となった黒川小学校を利用したア ...
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和田誠展へ行ってきた
先日すべり込みで、和田誠展へ行ってきた。 ちょっと前にアップした『あしたから出版社』(島田潤一郎/筑摩書房)の読書記録の最後に書いていたのだけれど、和田誠さんへの興味がぐっ、と一段高まった段階で、ぎり ...
写 真
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Instagramで写真と言葉のアカウントを始めました。
8月の下旬から、Instagramで写真+言葉の新しいアカウントをはじめました。 @ur.ownpace 長らく苦手意識のあったインスタのきらきらした世界線ですが、自分のやっていきたいことのひとつに「 ...
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「ケのphoto」活動、やってみよう。
しばらく前のある夜、おふろに入りながら今年赤ちゃんが生まれた学生時代の友人のことを考えていた。今年は会えなかったなあ、来年こそは会いたいな。会って、彼女と赤ちゃんの写真をめいっぱい撮りたい。撮ってプレ ...
アート・音楽
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母、ひとり旅を思い出す。ぶらり由布院【後編】朝霧と、わたくし美術館と冒険。-photo essay-
2日目に訪れた、わたくし美術館の一枚から。 ▼前編はこちら。 とりあえず行ってみようか金鱗湖。 さて、2日目。 旅に出る前は、「家族の朝ごはんをつくらなくていい朝なんて! たまにはゆっくりと朝寝坊を味 ...
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廃校利用した山里の美術館「共生の里 黒川INN美術館」の記憶(写真日記)
もう半年前のことだけれど、昨年の8月に1泊2日で原鶴温泉方面に家族旅行へ行き、ふらっと立ち寄ってみた美術館がとても印象的だった。 『共生の里』は、朝倉市黒川の山里で、廃校となった黒川小学校を利用したア ...