New posts(一覧はこちら)
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 今回は個人的に、朝読みとしては初めての6年生。慣れなくてドキドキする一方、「6年生に入るならこれを読んでみたいな」と思っている本は昨年からいろいろとあったので、試していけるのは嬉しくもあり。 さてさて、どんな反応があったでしょうか。 10月上旬 ▼1冊目『1つぶのおこめ』(デミ 作、さくまゆみこ 訳/光村教育図書)目安:12分 1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし [ デミ ] created by Rinker ¥2,090 (2024/10/13 16 ...
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 今回は、2度目の5年生。個人的に高学年はまだ本のセレクトに手探り感があるけれど、高学年でこそ読んでみたいなあと思う本もいろいろとあるので、焦らずいろいろ試行錯誤していこうと思う。 今回は「絵を楽しむ1冊と、お話を楽しむ1冊を持ってきました。まずは、絵を楽しむ1冊から」と言ってスタート。 9月中旬 ▼1冊目『あさになったので まどをあけますよ』(荒井良二/偕成社)目安:3分30秒 あさになったのでまどをあけますよ [ 荒井良二 ] created by Rin ...
小学校、朝の15分読み語り記録。 今回は小学4年生。わが子はまだ低学年なこともあり、中・高学年向けは調べてもいつも迷う。まあでも焦らず、ちょっとずつ場数をふみつつ、感覚を養ってゆけたらいいな。 9月上旬 ▼1冊目『じゃない!』(チョーヒカル/フレーベル館)目安:2分 じゃない! [ チョーヒカル ] created by Rinker ¥1,540 (2024/10/12 23:13:44時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽天市場 きゅうりに見えるものは、本当にきゅうりなのか? ...
「ミニいまじゅく2024」参加レポ〜こどもがつくる、こどものまち。はたらく、あそぶ、経済まわす。
2024年7月21日に開催された「ミニいまじゅく2024」。 2022年12月の初開催から、約1年半の時を経て、2度目の開催です。 前回、5歳で「こども店長」として「なっとうおめんやさん」を企画した娘は7歳になり、今回もふたたび「こども店長」として参加することになりました。 私も当日設営や写真撮影など、運営まわりでちょこっとお手伝いに。 ということで今回も、いち「こども店長の親」兼、運営お手伝いという立場から、会場の様子をレポートしたいなと思います。 ※「ミニいまじゅく」の最新情報・お問い合わせ等は下記公 ...
小学校、朝の15分読み語り記録。 今回は小学1年生。じっ、と集中してお話に入ってくれる姿がとっても愛おしかった。 ここ1、2週間でいきなり暑くなった&夏休みもすぐそこということで、今回は季節感推しで、夏にちなんだ3冊を。 7月中旬 ▼1冊目『ぼくのかえりみち』(ひがし ちから/BL出版)目安:5分 ぼくのかえりみち [ ひがし ちから ] created by Rinker ¥1,540 (2024/10/13 01:01:04時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽天市場 昨年は ...
小学校にて、朝15分の読み語り記録。 去年は1年〜4年生しか経験がなかったので、ついに初めての高学年。きっと反応ないんだろうなあ……と心を強くのぞんだけれど、想像よりよっぽど、みんなしっかり聞いてくれるし、ここぞというときには反応も返してくれるしで、むしろお話を聴く力がついているぶん、読みやすさもあるなと感じた。 今回はコンセプトがおもしろいものをピックアップしたけれど、今後長期的には、じっくりと味わう物語や、言葉のおもしろさを伝えたり、いろんな本を読んでみたい。それができるのは「わいわい楽しむ」だけに終 ...
Categories
エッセイ
-
洗濯機のフタの向こうがわに
「しわしわが発掘された」 朝、夫がおもむろにそう言いながら、薄緑色のシワシワをつまんで持ってきた。 ひと目見て、ああ!と思う。 あれは、私がこの春に買って、1、2回履いたら片っぽしか見つからなくなって ...
-
6歳
6歳というのは、実に微妙な年齢なのかもしれない。 特にわが子は早生まれなので、小学1年生の後半に入ったいまも「6歳」だ。 6歳だけど、小学校1年生。小学校1年生だけど、保育園や幼稚園でも同い年がいる。 ...
-
朝食バイキング会場にて
ビジネスホテルの朝食バイキング会場にはいろんなドラマがある、と思って生きている。 もちろんドラマはいつでもどこでも転がっているのだが、なんだろう、朝食という、出勤前やお出かけ前の、普段はプライベートな ...
食
-
かんかんのラザニア
しんしんと冷える日には、かんかんに熱いラザニアを。 いっそ雪でもふってしまえばわかりやすいのに、そこまではいかない、ただただ冷え込む日というのがある。 その日はあいにくカーディガンを忘れて、ウールコー ...
-
じみなスープと米粉パン
寒くなってくると格段に上がる、朝ごはんのスープ登場率。 この日はカブとターサイに、豚バラこま切れもぽんと投入。味付けはほぼ塩のみだけれど、煮込んだターサイのうまみと豚バラのお出汁、ほろりとしたカブの甘 ...
-
お茶と一緒に注いでいるもの
沸かした湯を、別の器にとぽぽぽ注いでしばらく置く。少しばかりやわらかな温度になったそれを、茶葉の上から注ぐ。ふたをする。じっと蒸らす。 湯呑に注ぐとき、心のなかでつぶやく言葉がある。 そび、ばび、そび ...
暮らし
-
くさらずに。
唐突に思い出したことがある。 オーストラリアの田舎を転々としながら、家事や農作業の手伝いをしつつ暮らしていたときのこと。 私はそのとき、ある牛飼いの家で、日々のこまごました家事を手伝っていた。 ある日 ...
-
パンをこねるを日常に。
5年前の自分からは想像すらできなかったけれど、いまや気軽な習慣のようになっていることのひとつに、パンをこねる、がある。 きっかけはコロナ禍当初、初めて行ったまちの本屋さんで何気なく手にとった、吉永麻衣 ...
-
雑記:ひとりぶろというセラピー
なんだかたまに、あ、今日はやすもう。と思うときがある。 やすもうというか、やすまなくてはいけない、という感じ。 ここ数日ずうっと頭がぼんやりと痛いし、咳は出るし、今日はいきなり寒くて雪が ...
絵 本
-
言葉と絵の生む流れに身を委ねたい『えをかく』/講談社【偏愛絵本紹介】谷川俊太郎さんと長新太さんのたましいが遊んでる。
えをかく 新版 (講談社の創作絵本) [ 谷川 俊太郎 ] created by Rinker ¥1,760 (2024/10/13 05:33:38時点 楽天市場調べ-詳細) A ...
-
それぞれの夜が行き交う。大人にこそ贈りたい【偏愛絵本紹介】『きょうはそらにまるいつき』(荒井良二/偕成社)
きょうはそらにまるいつき [ 荒井良二 ] created by Rinker ¥1,540 (2024/10/13 10:30:07時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽天 ...
-
わからないのよ。だからこの先も何度だって読む『ちへいせんのみえるところ(長新太/ビリケン出版)』【偏愛絵本紹介】
不穏なのである。 この本を両手で持って、表紙をまじまじと見たとき、どうしたって不穏な空気を感じざるをえないんである。 なにやら立ち込めている暗雲。 そのうえに浮かぶ、「ちへいせんのみえるところ」という ...
-
0・1・2歳が「もっかい!」と大好きになる『でんしゃくるかな?』(きくちちき/こどものとも0.1.2. 2018年8月号 福音館書店)【絵本紹介】
娘が1歳のときに持ち帰ってきた月間予約絵本の中で、たぶん、いちばん娘の反応がよかった1冊。それがこの『でんしゃくるかな?』(※2021年2月に単行本化されています)。 表紙を見るだけで、「好きだったな ...
書 籍
-
『小さな泊まれる出版社』(真鶴出版)読書記録
店主さんによって選書された小さな本屋さんが好きで、訪れるとついたくさん本を買ってしまう。 そうして積もった2022年の積ん読本たち。できれば年内、できなければせめて年末年始のあいだには読みたいと思う。 ...
-
絵本・童話作家を紹介する本が好き【その1】長新太、内田麟太郎、斎藤洋、角野栄子
ひとくちに絵本を好きといっても、その好きになり方はひとによってさまざまだなあと思う。そこにいいわるいはなくて、みんな自分の好きなように、絵本を楽しんでいればそれでいい。 わたしの場合は、読む絵本は雑多 ...
-
校正・校閲の仕事の手触り感『文にあたる』牟田都子/亜紀書房【読書記録】
読み終えてからもうしばらく経つのだけれど、物書きの端くれとして、あまりに付箋だらけになりすぎて、いつもの読書記録のように気軽に感想を書けずにいた1冊、『文にあたる』。 校正者・牟田都子さんが、校正・校 ...
-
『あしたから出版社』(島田潤一郎/筑摩書房)読書記録
読み終えて、会社のサイトも見にいった今となっては「なぜ今まで知らなかったんだろう」と思うのだけれど、恥ずかしながらわたしは夏葉社さんを知らなくて、まちの本屋さんをブラブラしていて偶然この本に出会って、 ...
日々の思考
-
雑記:わたしが絵本に惹かれる一番の理由。
この前、学生時代からの友人と5年ぶりくらいに話した。 こちらが遠方に引っ越してからもうずっと会えていなかったのに、コロナ禍で当分会えないしzoomで話そうよとなるの、おもしろいなと思う。 でも純粋に楽 ...
-
"Have a good day"に思うこと。
子の持っている目覚まし時計には英語モードというのがあって、目覚まし音とともに、短い英語の音声+その和訳が再生される。 メッセージは日毎にランダムのようだが、例えばこんな具合だ。 「ジリリリリリン! ジ ...
-
余裕と余白
すべては余裕とか余白が大事なんじゃないか。 おそらく現代人の多くが一度は思ったことのあるそれを、7周くらいまわってまた最近、思っている。 * 先日、とあるオルタナティブスクールの見学に行き、代表の方に ...
旅
-
母、ひとり旅を思い出す。ぶらり由布院【前編】旅のはじまりと、お宿のこと。-photo essay-
ひとり旅をしたのは、いったい何年ぶりだろう。 「誰かに会うためにひとりで移動をする旅」なら、家庭をもってからもわりあいしてきているほうだと思う。出張でも、プライベートでも。 ただ、やることを決めずに、 ...
-
廃校利用した山里の美術館「共生の里 黒川INN美術館」の記憶(写真日記)
もう半年前のことだけれど、昨年の8月に1泊2日で原鶴温泉方面に家族旅行へ行き、ふらっと立ち寄ってみた美術館がとても印象的だった。 『共生の里』は、朝倉市黒川の山里で、廃校となった黒川小学校を利用したア ...
-
和田誠展へ行ってきた
先日すべり込みで、和田誠展へ行ってきた。 ちょっと前にアップした『あしたから出版社』(島田潤一郎/筑摩書房)の読書記録の最後に書いていたのだけれど、和田誠さんへの興味がぐっ、と一段高まった段階で、ぎり ...
写 真
-
Instagramで写真と言葉のアカウントを始めました。
8月の下旬から、Instagramで写真+言葉の新しいアカウントをはじめました。 @ur.ownpace 長らく苦手意識のあったインスタのきらきらした世界線ですが、自分のやっていきたいことのひとつに「 ...
-
「ケのphoto」活動、やってみよう。
しばらく前のある夜、おふろに入りながら今年赤ちゃんが生まれた学生時代の友人のことを考えていた。今年は会えなかったなあ、来年こそは会いたいな。会って、彼女と赤ちゃんの写真をめいっぱい撮りたい。撮ってプレ ...
アート・音楽
-
母、ひとり旅を思い出す。ぶらり由布院【後編】朝霧と、わたくし美術館と冒険。-photo essay-
2日目に訪れた、わたくし美術館の一枚から。 ▼前編はこちら。 とりあえず行ってみようか金鱗湖。 さて、2日目。 旅に出る前は、「家族の朝ごはんをつくらなくていい朝なんて! たまにはゆっくりと朝寝坊を味 ...
-
廃校利用した山里の美術館「共生の里 黒川INN美術館」の記憶(写真日記)
もう半年前のことだけれど、昨年の8月に1泊2日で原鶴温泉方面に家族旅行へ行き、ふらっと立ち寄ってみた美術館がとても印象的だった。 『共生の里』は、朝倉市黒川の山里で、廃校となった黒川小学校を利用したア ...