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雑記:ひとりぶろというセラピー

2021年1月29日

 

なんだかたまに、あ、今日はやすもう。と思うときがある。

やすもうというか、やすまなくてはいけない、という感じ。

ここ数日ずうっと頭がぼんやりと痛いし、咳は出るし、今日はいきなり寒くて雪がちらついているし、そんな中を朝から歩くはめになってからだは冷え冷えだし。

幸い、仕事も嵐と嵐のはざまというスケジュールで、今日1日くらいは好きにすごしてもよさそうだ。というかむしろ、また嵐がくる前に、体調を戻しておかないと、という気持ちがはたらく。や、やすまなくては。

よし、今日はなるべく自分の本心を聞いてやろう。もったいないとか無理だとか、理由で打ち消さずに、ちゃんと聞いてやろう。

そう思ってまずやったのが、自分のためにお風呂をわかす、だった。

からだの芯まで冷え切っていたこともあり、朝だというのにもうどうしようもなくひとりでゆっくりお湯につかりたい、と思う。

いや、でももったいないなぁ。一瞬思いかけたが、あ、いかんいかん本心を聞くのだったと思い直し、結局いそいそと風呂を洗って、わかした。

自分のためだけにわかされた風呂に、とぽんと浸かる。

じんわり、温まってゆく。

気のすむまで。

そう、気のすむまで。これは毎日子と風呂に入っているとまず実現し得ないことである。そして頭の重みを湯船のはじにあずけ、手足を伸ばす。しっかりと肩までつかる。気のすむまで。これもまた、いつもやりたくて、満足にできないこと。ああ、なんたる贅沢。

いつもは子に合わせてぬるめに設定している温度も、自分好みのやや熱めにして、後半は半身浴。芯の芯まで、ぬくぬくとあたためる。はぁー。

なにより幸せだと感じたのは、湯上がりのスキンケアタイムである。

いつもは子ども優先で自分はぴゃっ、ぴゃっ、と塗りたくるだけだが、今日は何も追われるものがない。ひさしぶりに、自分の納得がいくまで、ていねいに化粧水を肌にふくませ、乳液でカバーする。しばらくしてなじませてから、もういちど繰り返したり、なんてことももできる。嬉しい。

そして全身にも保湿クリーム。子どもには毎日毎日全身の保湿をかかさないけれど、自分の全身保湿はだいぶ適当になっている日々。ついに足の甲にまでクリームを伸ばしたとき、ああ、こんなところまでクリームを塗ったのいつぶりだろうと思った。余裕があるとはすばらしきこと。

何にも追われることなく、自分のペースでお風呂にはいり、そして出るという一連の行動が、わたしを癒やす。

湯上がり。朝、子どもに食べさせたおにぎりの残りが目に入って、あ、食べたいなと思ったのでぱくりと食べた。

中途半端な時間だから、とか今日は気にしない。

風呂に入りたいなと思ったら、入る。おにぎり食べたいなと思ったら食べる。なんかひさしぶりにこういう雑記が書きたいなと思ったから、書いた。

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