エッセイ

エッセイ 写真 大分

母、ひとり旅を思い出す。ぶらり由布院【前編】旅のはじまりと、お宿のこと。-photo essay-

2023/3/6    , , ,

ひとり旅をしたのは、いったい何年ぶりだろう。 「誰かに会うためにひとりで移動をする旅」なら、家庭をもってからもわりあいしてきているほうだと思う。出張でも、プライベートでも。 ただ、やることを決めずに、 ...

エッセイ 日々の思考 言葉

"Have a good day"に思うこと。

2023/1/25  

子の持っている目覚まし時計には英語モードというのがあって、目覚まし音とともに、短い英語の音声+その和訳が再生される。 メッセージは日毎にランダムのようだが、例えばこんな具合だ。 「ジリリリリリン! ジ ...

エッセイ 日々の思考 暮らし

パンをこねるを日常に。

2023/3/14  

5年前の自分からは想像すらできなかったけれど、いまや気軽な習慣のようになっていることのひとつに、パンをこねる、がある。 きっかけはコロナ禍当初、初めて行ったまちの本屋さんで何気なく手にとった、吉永麻衣 ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

おはぎと生姜紅茶

2023/1/11  

寒さと疲れでどうしても甘いものが食べたくなった午後、通り道の和菓子屋でおはぎを買った。 冷たい空のもと、自転車でなんとか自宅へたどりつく。 重たい荷物をおろして食材を収め、後の予定も控えるなか、束の間 ...

もぐもぐエッセイ 日々の思考

パッタイ食べたい

2022/12/23  

ある駅前を歩いていて、さくっとランチできる場所を探していた。よく利用するチェーンのカフェやベーカリーが頭に浮かぶ。 でも、とショッピングセンターのショップ一覧に目をやる。その中に「タイ料理」を発見した ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

かんかんのラザニア

2023/1/11  

しんしんと冷える日には、かんかんに熱いラザニアを。 いっそ雪でもふってしまえばわかりやすいのに、そこまではいかない、ただただ冷え込む日というのがある。 その日はあいにくカーディガンを忘れて、ウールコー ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

お茶と一緒に注いでいるもの

2023/1/11  

沸かした湯を、別の器にとぽぽぽ注いでしばらく置く。少しばかりやわらかな温度になったそれを、茶葉の上から注ぐ。ふたをする。じっと蒸らす。 湯呑に注ぐとき、心のなかでつぶやく言葉がある。 そび、ばび、そび ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

ミニチュア人参

2023/1/11  

ある農園の直売所で無農薬の「間引き人参」を見かけ、見た目のかわいさにうっかり買ってしまった。 ただでさえ見慣れない野菜好きなうえ、「栄養たっぷり丸ごとどうぞ」と書かれてしまうと手は伸びる。そういえば昔 ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

風邪っぴきときしめん

2023/1/11  

「あ、きしめん、もう少しで賞味期限だから、そろそろ食べないと」 棚をのぞいた夫が言う。 夫が名古屋出張のお土産に買ってきたきしめん。ちょうど3人前だから子もいるときに食べたいねと言いながら、夕食はごは ...

もぐもぐエッセイ 暮らし

くさらずに。

2023/1/11  

唐突に思い出したことがある。 オーストラリアの田舎を転々としながら、家事や農作業の手伝いをしつつ暮らしていたときのこと。 私はそのとき、ある牛飼いの家で、日々のこまごました家事を手伝っていた。 ある日 ...

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