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絵本

子どもが何度も持ってくる。そりゃそうだ。【偏愛絵本紹介】『えらぶえほん』(絵:ニック・シャラット、文:ピッパ・グッドハート、訳:聞かせ屋。けいたろう/講談社)

2021/2/18  

正直なところ、外国の翻訳絵本より日本の絵本が好きなほうだ。 それはたぶん、ひとつには、わたしの中では読み聞かせや言葉のひびき、語感とセットで「絵本の楽しみ」になっているからだと思う。 ただその一方で、 ...

絵本

ことば遊び大好き。我が家で一番お世話になった大賞だよ【偏愛絵本紹介】『しりとりあいうえお』(文:石津ちひろ、絵:はたこうしろう/偕成社)

2021/2/3  

はじめての子どもをお腹に宿していたとき、訪れた絵本展のショップで、「生まれたら、子どもに読むのによさそう」という理由で買った1冊目の絵本。 そのときはまだ絵本のことに全然くわしくなくて、だからこの1冊 ...

絵本

子どもが好きなものてんこもりだもの。【絵本紹介】『えんそくバス』(文:中川ひろたか、絵:村上康成/童心社)

2021/2/3  

子どもが生まれて図書館で絵本をどっさり借りはじめたとき、最初のうちは絵本作家さんについてなんにも知らなかった。だからなんとなく雰囲気で、「あ、おもしろそうだな」とピンときたものを借りて帰っていた。 で ...

絵本

キャンバス地とかばくんの肌感がたまらない。【偏愛絵本紹介】『かばくん』(文:岸田衿子、絵:中谷千代子/福音館書店)

2021/1/28  

ロングセラー、かつ自分が好きな絵本、と考えたときに5本の指に入ってくるだろう1冊が、この『かばくん』。 あれは子どもが2歳くらいのころだっただろうか。動物園でかばがスイカを食べるシーンを目の当たりにし ...

絵本

唯一自分が大人になっても覚えていた絵本【偏愛絵本紹介】『おかえし』(文:村山桂子、絵:織茂恭子/福音館書店)

2022/12/23  

わたし自身が子どもだったときに読んだ絵本で、唯一しっかりと覚えているのがこの1冊だ。 きっとたくさんの絵本を読んでもらっただろうに、ざんねんながら他の絵本はほとんど覚えていない。 小学生以降に自分で読 ...

絵本

この語感はずるい。繰り返さずにはいられない【偏愛絵本紹介】『ゴムあたまポンたろう』(長新太/童心社)

2021/2/3  

うろ覚えだけれど、わたしが「ゴムあたまポンたろう」なる言葉をはじめて耳にしたのは、確か当時0歳か1歳の子を連れて里帰りしていたときだったと思う。実家のリビングでついていたラジオの朗読で、偶然流れてきた ...

絵本

授乳疲れでへろへろのときに美術館へ行った感覚を味わって救われた【偏愛絵本紹介】『あさになったのでまどをあけますよ』(荒井良二/偕成社)

2021/2/16  

この本を初めて手にとったのは、娘がまだ0歳のころだった。 わたしははじめての育児にへろへろしていて、そりゃあもうへろへろしていて、へろへろ以外なにものでもなかった。 (ちなみに、荒井良二さんといえば『 ...

絵本

わたしの中で不動の1位。もうなんというか突き抜けている【偏愛絵本紹介】『そよそよとかぜがふいている』(長新太/復刊ドットコム)

2021/2/18  

わたしの中で、不動の1位である。この絵本。 長新太さんの絵本はだいたいどれもが大好きなのだが、その中でも最高傑作だと勝手に思っている。 子どもが1、2歳のころ、図書館で初めて手にしたのだけれど、読んで ...

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