たんたんと絵本の記録を 絵本

絵本の読み語り記録:小学校1年生(2023.9月)

2023年9月20日

小学校での読み語りボランティアはまだ2回目の新参者です。自分の備忘録も兼ねて、たんたんと記録をしてゆく試み。

9月

「さて今日は、短い絵本2冊と、ちょっとだけ長い絵本1冊をもってきたよ。ちゃんと3冊読めるように、みんな集中してきく協力してね〜♪」と明るく言ってスタート。「はーい!」といってくれた、素直な小学1年生たち、なんてかわいい。なんて尊い。

▼1冊目 

『からだがかゆい』
(岩合 日出子 文、岩合 光昭 写真/福音館書店)
目安:2分

「みんなからだかくとき、どうやってかく? じゃあたとえば、キリンが首をかきたいときって、どうやってかくと思う?」といった導入から始めてみました。その名の通り、いろいろな動物がからだをかいているシーンの写真絵本。途中からは繰り返し出てくる「かゆいかゆい」を一緒に言ってくれている子もいて、うれしかった。しまうまはああやっておなかをかくんだなあ!

 

▼2冊目 

『まよなかのトイレ』
(まるやまあやこ 作/福音館書店)
目安:6分

朝から夜の話はどうかなあ…と思ったけれど、家で意見を聞いたときに、小1のわが子も、夫も、これいいと思う〜と言っていたので、それを決め手にセレクト。ちょうどわが子もそうだけれど、小1くらいってまだ、夜にひとりでトイレ行くのが怖かったりする子もいるだろうし、共感しやすいかなと思い。こわいのかな?と思いきや、ドアをあげたらやぎがいるシーンでは笑ってくれる子も。楽しい動物たちがどんどん出てくる展開に「えっ?」と言いつつ、最後まで楽しんでくれていたみたい。

 

▼3冊目 

『わゴムはどのくらいのびるかしら』
(マイク サーラー 文, ジェリー ジョイナー絵  きしだえりこ 訳/福音館書店)
目安:2分半

読み語りの会では定番だけれど、自分だけで絵本を探していたら出会わない本って結構な数あり、これもその1冊だった。文字通り、この男の子がわゴムをどんどん伸ばしていくわけだけど、汽車にのって、飛行機にのって・・・とスケールが想像をこえてゆく。子どもたちは「えー!」「すごっ」「やばっ」といいながらも、どんどんページが進むのでお話もわかりやすく、ばっちりついてきてくれたのでした。

わが子のクラスではなかったけど、保育園から知っている子たちもちらほら。教室を出るとき、子の友達が後ろのはじっこの席で、ハイファイブできる位置に手を構えてくれていたので、いぇーい、と手をパチンして出てきた。陽気。

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