小学校での読み語りボランティアはまだ2回目の新参者です。自分の備忘録も兼ねて、たんたんと記録をしてゆく試み。
9月
「さて今日は、短い絵本2冊と、ちょっとだけ長い絵本1冊をもってきたよ。ちゃんと3冊読めるように、みんな集中してきく協力してね〜♪」と明るく言ってスタート。「はーい!」といってくれた、素直な小学1年生たち、なんてかわいい。なんて尊い。
▼1冊目
『からだがかゆい』
(岩合 日出子 文、岩合 光昭 写真/福音館書店)
目安:2分
「みんなからだかくとき、どうやってかく? じゃあたとえば、キリンが首をかきたいときって、どうやってかくと思う?」といった導入から始めてみました。その名の通り、いろいろな動物がからだをかいているシーンの写真絵本。途中からは繰り返し出てくる「かゆいかゆい」を一緒に言ってくれている子もいて、うれしかった。しまうまはああやっておなかをかくんだなあ!
▼2冊目
『まよなかのトイレ』
(まるやまあやこ 作/福音館書店)
目安:6分
朝から夜の話はどうかなあ…と思ったけれど、家で意見を聞いたときに、小1のわが子も、夫も、これいいと思う〜と言っていたので、それを決め手にセレクト。ちょうどわが子もそうだけれど、小1くらいってまだ、夜にひとりでトイレ行くのが怖かったりする子もいるだろうし、共感しやすいかなと思い。こわいのかな?と思いきや、ドアをあげたらやぎがいるシーンでは笑ってくれる子も。楽しい動物たちがどんどん出てくる展開に「えっ?」と言いつつ、最後まで楽しんでくれていたみたい。
▼3冊目
『わゴムはどのくらいのびるかしら』
(マイク サーラー 文, ジェリー ジョイナー絵 きしだえりこ 訳/福音館書店)
目安:2分半
読み語りの会では定番だけれど、自分だけで絵本を探していたら出会わない本って結構な数あり、これもその1冊だった。文字通り、この男の子がわゴムをどんどん伸ばしていくわけだけど、汽車にのって、飛行機にのって・・・とスケールが想像をこえてゆく。子どもたちは「えー!」「すごっ」「やばっ」といいながらも、どんどんページが進むのでお話もわかりやすく、ばっちりついてきてくれたのでした。
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わが子のクラスではなかったけど、保育園から知っている子たちもちらほら。教室を出るとき、子の友達が後ろのはじっこの席で、ハイファイブできる位置に手を構えてくれていたので、いぇーい、と手をパチンして出てきた。陽気。