2025年10月5日(日)開催の文学フリマ福岡11に出店します。
今回の新刊は、韓国旅のエッセイ(と、おまけの旅スケッチ)です。
5月に初めて韓国へ行く機会があり、いろいろと発見があっておもしろかったので、帰国後に「気のおけない友達にカフェで韓国旅の話をするとしたら、自分はどんなこと話すかな〜」と想像しながら書き進めてゆきました。
もれなく、いつものように偏りまくった私の視点からお届けしております。

ちなみに今回は、私のなかで初の試みとして、巻頭カラーページをつけてみました。
旅先で描いていた色鉛筆のスケッチを、カラー印刷で6ページ(紙3枚)分。
スケッチのクオリティに関しましては素人なので、いやいや遠近感おかしいやろ、歪みすぎやろ、とツッコミどころは満載だと思いますが、写真とはまた違う、手描きならではの雰囲気を楽しんでもらえたらうれしいです。
だってもうさ、なんか最近AIが優秀すぎて、きれいなものよりいびつなもののほうが楽しいな〜、という境地になってきませんか。いやほんとに。人間が誇るべきはいびつさなのでは。
そんなわけで、手描きスケッチも手書き文字も、下手なくらいが愛嬌があっていいじゃないかー!という気持ちで、うっかり巻頭に収録してしまったわけですね。うん。
だってZINEだもの。せっかく小さい規模で自由に作るのだから、無機質というよりは、温度感や手触りが伝わるみたいな、そんなコミュニケーションがしたい。
既刊はおかげさまで売り切れてしまっているものも多いですが、いくつか手元にあるものは持っていきます。
持って行く2冊も、イベント以外で置かせてもらっている書店さんやBOOTHなどで、忘れたころにぽつり、ぽつり、と買ってくださる方がいて。
そのたびに、きっとその方も旅や写真が好きなのかなあとか、疲れきった旅の道中で出会ってくれたのかなあ、なんて色々想像しつつ、旅のお供になっていたら嬉しいなあ、とじんわりあったかい気持ちをもらっています。

各作品のざっくりとした概要は、文学フリマ福岡公式のWebカタログのあのてんぽの店舗ページに登録したので、よかったらご覧ください(リンク先で、各表紙画像をクリックすると詳細が読めます)。
『そこでの日常』は秋に詠んだ短歌・撮った写真が多いので、いまの季節は特におすすめです。ああ、紅葉の季節が待ち遠しいな。
ちなみに、PodcastではChatGPTの助けを借りながら、ときどき、自作短歌の英訳遊びをしたりもしています。もし興味があればそちらもどうぞ(エピソードのタイトルに【短歌翻訳ラボ】って入っている回がそれです)。
いやほんと、なによりも今年は、当日が子の運動会にもかぶってないだけで御の字です(昨年はそのために遅刻したので……)。
ということで、今年は定刻に。
会場【J-2】ブースでお会いしましょう〜。
【文学フリマ福岡11】
・開催 2024年10月5日(日) ※入場無料!
・時間 11:00〜16:00(最終入場15:55)
・会場 博多国際展示場&カンファレンスセンター 3F
※会場アクセスやWebカタログなど詳細は公式ページからどうぞ!
#文学フリマ福岡